美女とコーヒーの出てくる本を紹介します

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美女と美味しいコーヒーのある本をご紹介

気持ち良いという健康法

 私の生活習慣について綴らせていただく。とり立てて食事に気を使わず生活している私であるが、初心者編の心得は胸に収まっている。ご飯に野菜たっぷりの味噌汁、焼き魚、加えて食べたいものを一品、が毎日のご飯。朝は食べないし昼はオニギリであるから、このメニューは夕食のものだ。仕事終わりにジムなぞ通うこともない。気が向いた時に室内で上・下肢、腹筋を鍛え上げ、その肉体美を窓越しの私にみせつけた。しかして私の体に相談したところで筋トレが許可されることは偶にであり、窓にはいつまでも頼りない私が映るのみである。

 結局のところ『体に気を使った生活習慣』は私の習慣にはならない。そんな私が健康食の代名詞、ヨーグルトの宣伝を背負っているのだから鼻で笑われるのも仕方がないというものだ。しかし、雑言を口にするのはしばし待たれよ。口を開き喉を震わせる前に一つ耳を貸して欲しい。

 私の体は丈夫であった。風邪は年に一度あるかないかのものだし、タミフルの味なぞ遠い昔に忘れてきた。意外と丈夫な私の健康法とは何か。それは全て感覚的な人生観に要因があると思う。疲れて眠くなれば20時には床につく。朝食は食べないから7〜8時間は起きない。夕食はお腹が空いたら食べる。たとえ22時のスペアリブだろうと満足の行くまで胃に敷き詰めていける。疲れてきそうな時、ランチは外でとる。コンビニで軽食とホットコーヒーを購入し、ゆっくりと車を走らせながら食べた。体に500グラムでもダルさが付与されれば、気の済むまで筋トレを行う。余計に体にダルさが積み重なるが、一晩眠ればすべてが体からバリバリと剥がれ落ちた。

 このように、私は体を疲れさせない秘策をいくつか心得ている。そして、それら全てを教えてくれたのは他でもない私の体であった。

 思うがままに生きてみよ。体が赴くまま食べて心地よさの方に向けて歩みを進めよ。気持ち良いことこそ、自分に合った最高の健康法なのだ。最後になるが想像の中でヨーグルトを食べてみよう。酸味の中に甘みがある。口の中で頼りない硬さが溶けて消えた。美味しそうであるなら食べるべきだ。しかし、そうでないなら今は食べるべきでない。食べたくなった時のために、とりあえず購入するのがよろしい。